Hugging Faceとは、自然言語処理に関する様々なライブラリやモデルを提供しているオープンソースのプラットフォームです 。Hugging Faceの主な製品は、以下の3つです。
- Transformers: 自然言語処理のための最先端のモデルやトークナイザーを簡単に利用できるライブラリです。BERTやGPT-2などの有名なモデルだけでなく、コミュニティが作成した15万以上のモデルもアクセスできます。
- Datasets: 自然言語処理に必要なデータセットを一元的に管理できるライブラリです。数百種類の公開データセットに加えて、自分で作成したデータセットも簡単にロードや保存ができます。
- Spaces: 自然言語処理のアプリケーションを簡単に作成して共有できるウェブサービスです。TransformersやDatasetsを使って作ったモデルやパイプラインを、コードを書かずにウェブ上で実行できます。
Hugging Faceを使う方法は、主に以下の2つです。
- ウェブサイト: Hugging Faceのウェブサイトでは、モデルやデータセットを検索したり、Spacesで作られたアプリケーションを試したりすることができます。また、自分でもモデルやデータセット、アプリケーションを作成して公開することが可能です。
- Pythonクライアント: Hugging FaceはPython用のクライアントライブラリも提供しています。これを使えば、自分のコードからTransformersやDatasetsなどの機能にアクセスしたり、gitとgit-lfsを使ってモデルやデータセットを管理したりすることができます。
Hugging Faceは、自然言語処理に興味がある人なら誰でも使えるプラットフォームです。文章から情報を抽出したり生成したりするAI技術を学んだり応用したりするために、ぜひHugging Faceを試してみてください。
プロフィール
翔です。30代のいらすと屋さん。変な出版社で働く すーぱーでざいなー